2010/03/06

HDDの初期化

PCを工場出荷状態に戻す(リカバリ)話ではありません。
HDDを破棄する際にデータを復元されないようにするお話。

市販のソフトやWindowsでも出来るみたいですが、LinuxのLiveCDを使用します。
なぜなら、見やすいから。
後、PCが一台しか無い場合でも、ネットにつないで暇つぶしが出来るから。

UbuntuのLiveCDを使用します。
日本語化されている「Ubuntu Desktop 日本語 Remix」なるものが、日本のUbuntuのサイト( http://www.ubuntulinux.jp/ )にありますので、それをダウンロードしてCDに焼いて下さい。

次に、システムをシャットダウンし、消去するHDD以外を外す。
# HDDの容量等で見分けがつけば問題ないですが。
PCを起動させ、CDからUbuntuを起動させる。

消去コマンドを使用するにあたって、HDDの識別記号が必要です。
本当は端末(コンソール、ターミナル)からfdisk等で調べるのですが、Ubuntuであれば
システム > システム管理 > パーティションエディタ
を開きます。
これの右上にあるプルダウンから消去したいHDDを選択します。
そのHDDは「/dev/sdX」となっているはずです。
# 機械が古い場合、「/dev/hdX」となっているかも?
# IDE接続のHDDの場合はそうなるはず。
その「/dev/sdX」を使用しますので、忘れないで下さい。

次は
アプリケーション > アクセサリ > 端末
を開いて下さい。
その端末に
Ubuntu@Ubuntu:~$ sudo swapoff /dev/sdX
と入力し、消去したいHDD上からシステムを一掃します。
Ubuntu@Ubuntu:~$ sudo shred -zvf -n 3 /dev/sdX
と入力します。
-nは、ランダム書き込みの回数
-zは、最後にzero書き込みを行う
-vは、進捗状況を出力
-fは、パーミッションを出来る限り無視する
を表します。
今回は3回で紹介しましたが、時間が許す限り繰り返すべきです。

他にはddコマンドを使用した方法があります。
Ubuntu@Ubuntu:~$ sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=1k ; dd if=/dev/urandom of=/dev/sdX bs=1k ; dd if=/dev/urandom of=/dev/sdX bs=1k ; dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=1k
「;」でつないでいますが、本当は4個のコマンドです。
if=/dev/zeroは、zero書き込みを行う。
if=/dev/urandomは、ランダム書き込みを行う。
bsは、一度に読み書きするサイズを指定します。
指定しない場合は、512byteだそうです。
Ctrl+cでコマンドをキャンセルしながら、最適なサイズを探して下さい。
なので、上記のコマンドはzero書き込みを1回行い、2回ランダム書き込みをし、最後にzero書き込みを行うという事ですね。

ddコマンドには進捗を示すオプションがありません。
よって、端末にて別タブを開き、
Ubuntu@Ubuntu:~$ top
を入力してCtrl+cでキャンセルし、ddのPIDを確認。
または
Ubuntu@Ubuntu:~$ ps -A | grep dd
と入力して、下の方のddコマンドのPIDを確認して下さい。
Ubuntu@Ubuntu:~$ sudo kill -USR1 $PID
と入力すると、ddコマンドが走っている端末のタブに進捗状況が表示されます。
定期的に表示させたい場合は
Ubuntu@Ubuntu:~$ watch -n 300 sudo kill -USR1 $PID
と入力します。これで300秒=5分単位で進捗状況が表示されます。
# 出来ればパーセンテージまで表示できればよかったのですが、そこまでコマンドの組み合わせが思いつきませんでした。

最後に、ハンマーやドリルで物理的に破壊すると安全度が増しますが、強力な磁石やガラスを使用している部分もあるHDDもあるのでけがに気をつけて行いましょう。

自分は初期不良等が怖いので、HDDを買って来たら必ずddコマンドでzero書き込みを行ってから使用するようにしています。
今もUbuntu 8.04のLiveCDでeSATA接続のWD20EARSにzero書き込み中です。
速度は11MB/sくらいですね。
bsオプションを間違えた感がありますが。。。
始めた時が時間がなかったので適当にやったので。。。
WD**EARSがLinixやWindows XPに対しての速度が遅いらしいので、それも影響しているかもしれませんが。

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