比較対象は今話題のWD20EADSとWD20EARSです。
今回はLinuxのddコマンドを使用しての簡易ベンチマークです。
WD20EARSはWA20EADSに比べて、何が違うのかというと
・キャッシュが2倍の64MBになっている。
・WD独自の「Advanced Format」でフォーマットされており、Windowsのカーネル6.X(Windows Vista or 7)に適している。=> 4KiBセクタを使用しているので、前述以外のOSだとHDDの開始位置がずれるのでパフォーマンスが落ちるらしい。
詳しいスペックはWD本家のサイトを参照して下さい。
比較した値を纏めたのが以下の表になります。
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実験環境を書き出すと
使用したOSは「Ubuntu 8.04」のliveCD
使用したコマンドは、「dd if=/dev/zero of=dev/sdX」
bsオプションは4kの時が安定していたので、bs=4kの場合で比較します。
マザーボードは、Gigabyteの「EP45-UD3P」
HDDの接続方式はeSATAで、クレードルはLogitecの「LHR-DS01SAU2」
です。
・WD20EADS
初速 = 96.8MB/s
終速 = 69.8MB/s (2TB書き込み終了時)
比率 = 72.1%
・WD20EARS(ジャンパーピン無し)
初速 = 105MB/s
終速 = 71.1MB/s (2TB書き込み終了時)
比率 = 67.7%
・WD20EARS(ジャンパーピン有り)
初速 = 67.3MB/s
終速 = 43.2MB/s (2TB書き込み終了時)
比率 = 64.2%
1パーティションで使用する場合は、ジャンパーピンを7-8に設定すればよかったはずなのに、設定しない方がスピード出てる。。。
OS変われば、色々変わりますんで、参考程度に考えて下さい。
# この結果から、UbuntuはWindows 7等と同じパーティション管理方法なんでしょうね。
# Sambaでもシンボリックリンク辿れたし。
因に、ddコマンドだけだとシーケンシャル書き込みのみの測定になると思います。
シーケンシャル読み込みとランダム書き込み、ランダム読み込みに関してはWindowsにて行いたいと思います。
# シーケンシャル書き込みなんて、倉庫用途でしか意味ないですね。
# このHDDをシステムドライブに使用する馬鹿がいたら見てみたいものですが。
# 容量は落ちるが2/3の値段で、7200rpmの「WD10EALS」が買えるのだから。
# そもそも、システム用とデータ用のHDDを一緒にするのが考えられない。ノートPCならいざ知らず。
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