今回はLVMのVolume Group(VG)にあるHDDの外し方を書きたいと思います。
まず最初に用語の復習を。
LVM: 正式名称は「Logical Volume Manager」, 日本語としては「論理ボリュームマネージャ」
PE: 正式名称は「Physical Extents」, 日本語としては「物理エクステント」, 最小単位
PV: 正式名称は「Physical Volume」, 日本語としては「物理ボリューム」, 追加されたHDD, PE単位に分割されVGとなる
VG: 正式名称は「Volume Group」, 日本語としては「ボリュームグループ」, パーティションに分割する前の総容量
LV: 正式名称は「Logical Volume」, 日本語としては「論理ボリューム」, VGをパーティションに分けた物
現状4発のHDD(sd[abcd])で構成してあるLVMのHDDを交換(sd[abce])してみたいと思います。
順序としては HDD追加 → データの移動 → HDD外す となると思います。
やっぱり自分は使うのやめておこう。
頻繁にパーティションを変更することもないし。
容量増加はRAIDでHDD交換で対応します。
LVM: 正式名称は「Logical Volume Manager」, 日本語としては「論理ボリュームマネージャ」
PE: 正式名称は「Physical Extents」, 日本語としては「物理エクステント」, 最小単位
PV: 正式名称は「Physical Volume」, 日本語としては「物理ボリューム」, 追加されたHDD, PE単位に分割されVGとなる
VG: 正式名称は「Volume Group」, 日本語としては「ボリュームグループ」, パーティションに分割する前の総容量
LV: 正式名称は「Logical Volume」, 日本語としては「論理ボリューム」, VGをパーティションに分けた物
[root@CentOS ~]# pvscan #PVの各使用量
PV /dev/sdb1 VG VolumeX lvm2 [1.82 TB / 0 free][root@CentOS ~]# pvdisplay #PVの詳細
PV /dev/sdc1 VG VolumeX lvm2 [1.82 TB / 0 free]
PV /dev/sdd1 VG VolumeX lvm2 [1.82 TB / 0 free]
PV /dev/sde1 VG VolumeX lvm2 [1.82 TB / 79.25 GB free]
PV /dev/sdf1 VG VolumeX lvm2 [1.36 TB / 1.36 TB free]
Total: 5 [8.64 TB] / in use: 5 [8.64 TB] / in no VG: 0 [0 ]
--- Physical volume ---[root@CentOS ~]# vgdisplay #VGの詳細
PV Name /dev/sdX #HDD
VG Name VolumeX #使用されているVG
PV Size X.XXTB / not usable XXX.XX KB #PVとして使用されている容量 / PVとして使用されていない容量
Allocatable yes
PE Size (KByte) 4096 #1PEあたりの容量
Total PE XXXXXX #PEの総数, PV Size = PE Size * Total PE
Free PE XXXXXX #総PE中未使用PE数
Allocated PE 0
PV UUID XXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXX
--- Volume group ---[root@CentOS ~]# lvdisplay #LVの詳細
VG Name VolumeX #VGの名前
System ID
Format lvm2 #ファイルシステム
Metadata Areas 4 #アクティブなPV(HDD)数?
Metadata Sequence No 5 #VGに使用されているPV(HDD)数?
VG Access read/write
VG Status resizable
MAX LV 0
Cur LV 1
Open LV 1
Max PV 0
Cur PV 5 #VGに使用されているPV(HDD)数?
Act PV 5
VG Size X.XX TB #VGの総容量
PE Size 4.00 MB #1PEサイズ
Total PE XXXXXXX #総PEサイズ
Alloc PE / Size XXXXXXX / X.XX TB #LVとして使用されているPE数 / LVの総容量
Free PE / Size XXXXXX / X.XX TB #未使用PE数 / 空き容量
VG UUID XXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXX
--- Logical volume ---
LV Name /dev/VolumeX/LogVolX #LVの名前
VG Name VolumeX #使用しているVGの名前
LV UUID XXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXX
LV Write Access read/write
LV Status available
# open 1
LV Size X.XX TB #LVの総容量
Current LE XXXXXXX #総PE数?
Segments 4 #使用されているPV(HDD)数?
Allocation inherit
Read ahead sectors auto
- currently set to 256
Block device 253:0
現状4発のHDD(sd[abcd])で構成してあるLVMのHDDを交換(sd[abce])してみたいと思います。
順序としては HDD追加 → データの移動 → HDD外す となると思います。
[root@CentOS ~]# pvcreate /dev/sde #新しいHDD(sde)をPVに追加ここでエラーが発生した為、以下の方法を試した。
[root@CentOS ~]# vgextend VolumeX /dev/sde #新しいHDD(sde)をVGに追加
[root@CentOS ~]# pvdisplay #「交換する予定のHDDのAllocated PE」 < 追加したHDDのFree FE」となっている必要がある, (追加したHDDの容量が小さい場合は以下のlvreduceを行う)
[root@CentOS ~]# lvreduce -L X.XXTB /dev/VolumeX/LogVolX #必要であればLVの容量を減らしておく。(追加したHDDの容量が小さい場合)
[root@CentOS ~]# pvmove /dev/sdf1 /devsde1
WARNING: dev_open(/dev/sdf1) called while suspended
Volume group VolumeX metadata is inconsistent
WARNING: dev_open(/dev/sdf1) called while suspended
Volume group VolumeX metadata is inconsistent
[root@CentOS ~]# vgcfgrestore VolumeX -f /etc/lvm/archive/VolumeX_XXXXX.vg #現在の構成の1つ前くらいを指定しかしデータが復旧出来ず、500GB程のデータが失われた。
[root@CentOS ~]# vgreduce VolumeX /dev/sdf1 #VolumeXからsdf1を外すLVMって怖いわ。
[root@CentOS ~]# pvscan #VGから外れているかどうかを確認
[root@CentOS ~]# pvremove /dev/sdf1 #PVからsdf1を外す
[root@CentOS ~]# pvscan #PVから外れているかどうかを確認
やっぱり自分は使うのやめておこう。
頻繁にパーティションを変更することもないし。
容量増加はRAIDでHDD交換で対応します。
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