鯖の使用状況をブラウザから監視できるツールは「Nagios」や「RRDtool」が存在します。
それらに関しては、「CentOSで自宅サーバー構築」さんで解説してあります。
SSも載っていますので、見やすいものを導入してみるのが一番でしょう。
参考にしたサイトは
CentOS場合、通常のリポジトリには入っていないので
参考にしたサイトでは「dag.repo」を追加していましたが、自分は「CentOSで自宅サーバー構築」を参考にしているので、「RPMforgeリポジトリ」が追加済みです。
RPMforgeに関しては
を参考にしました。
しかし、このままではyumをする度に参照してしまい、意図しない更新がおきたりやyumが遅くなります。
よって、以下の通りに編集します。
それではインストールに移りたいのですが、その前に。
muninは「munin」と「munin-node」の2つのパッケージから構成されています。
「munin」は「munin-node」からデータを収集し、グラフ化する
「munin-node」はインストールされているサーバのデータを収集し、「munin」に対してデータを提供する
という役割です。
今回は1台のサーバでデータを収集してグラフ化するので、両方インストールする必要があります。
複数台ある方は、「munin」は1台に、「munin-node」は各サーバにインストールする事になると思います。
複数台の時の設定は次回にやりたいと思います。
では、インストールに移ります。
しかし、muninはブラウザから監視できるようにするツールですので、Apacheがインストールされている必要があります。
更新間隔は5分毎です。
収集したファイルは「/var/lib/munin/[ノード名]/」に集められており、「.rrd」で終わる名前のファイルです。
グラフ化しているファイルは、「/var/www/munin/[ノード名]/」に集められています。
うまくいかない場合は、「/var/log/munin/」に各種のlogファイルが有りますので見てみましょう。
さて、リポジトリからのインストールは無事に終わりましたが、バージョンが1.2.5なので最新バージョンに上げてみたいと思います。
最新バージョンは「http://sourceforge.net/projects/munin/files/」にあります。
今回は、安定バージョン 1.4.5を使用します。
色々面倒なので、一度ここで終わっておきましょう。
バージョンアップや複数台の監視は次回という事で。
- CentOS 5.4 に munin(サーバー監視ツール) をインストール MRTG/cacti@webプログラマーのメモ
- 【第20回】サーバ監視ツールmunin その1@WEDNESDAY
- Vol.191 - Munin でグラフィカルに状態を監視する@いますぐ実践! Linux システム管理
CentOS場合、通常のリポジトリには入っていないので
- 別途リポジトリを追加する(ver.1.2.5)
- .rpmファイルを拾ってきて、インストールする(ver.1.4.5)
参考にしたサイトでは「dag.repo」を追加していましたが、自分は「CentOSで自宅サーバー構築」を参考にしているので、「RPMforgeリポジトリ」が追加済みです。
RPMforgeに関しては
を参考にしました。
[root@CentOS ~]# yum -y install yum-priorities #yum-prioritiesインストールこれでRPMforgeリポジトリの追加は終わりました。
[root@CentOS ~]# vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo #標準リポジトリ設定ファイル編集
[base]
name=CentOS-$releasever - Base
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=os
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/os/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-CentOS-5
priority=1 #追加
#released updates
[updates]
name=CentOS-$releasever - Updates
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=updates
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/updates/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-CentOS-5
priority=1 #追加
#packages used/produced in the build but not released
[addons]
name=CentOS-$releasever - Addons
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=addons
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/addons/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-CentOS-5
priority=1 #追加
#additional packages that may be useful
[extras]
name=CentOS-$releasever - Extras
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=extras
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/extras/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-CentOS-5
priority=1 #追加
[root@CentOS ~]# wget http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt #RPMforgeのGPGキー
[root@CentOS ~]# rpm --import RPM-GPG-KEY.dag.txt
[root@CentOS ~]# rm -f RPM-GPG-KEY.dag.txt
[root@CentOS ~]# wget http://packages.sw.be/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.1-1.el5.rf.i386.rpm #RPMforgeリポジトリ
[root@CentOS ~]# rpm -ivh rpmforge-release-0.5.1-1.el5.rf.i386.rpm
しかし、このままではyumをする度に参照してしまい、意図しない更新がおきたりやyumが遅くなります。
よって、以下の通りに編集します。
[root@CentOS ~]# vi /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo #RPMforgeリポジトリ設定ファイル編集これで以下のコマンドを打たないとRPMforgeリポジトリを参照しません。
### Name: RPMforge RPM Repository for Red Hat Enterprise 5 - dag
### URL: http://rpmforge.net/
[rpmforge]
name = Red Hat Enterprise $releasever - RPMforge.net - dag
baseurl = http://apt.sw.be/redhat/el5/en/$basearch/rpmforge
mirrorlist = http://apt.sw.be/redhat/el5/en/mirrors-rpmforge
#mirrorlist = file:///etc/yum.repos.d/mirrors-rpmforge
enabled = 1
#↓変更enabled = 0
protect = 0
gpgkey = file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-rpmforge-dag
gpgcheck = 1
[root@CentOS ~]# yum --enablerepo=rpmforge [オプション] [パッケージ]
それではインストールに移りたいのですが、その前に。
muninは「munin」と「munin-node」の2つのパッケージから構成されています。
「munin」は「munin-node」からデータを収集し、グラフ化する
「munin-node」はインストールされているサーバのデータを収集し、「munin」に対してデータを提供する
という役割です。
今回は1台のサーバでデータを収集してグラフ化するので、両方インストールする必要があります。
複数台ある方は、「munin」は1台に、「munin-node」は各サーバにインストールする事になると思います。
複数台の時の設定は次回にやりたいと思います。
では、インストールに移ります。
[root@CentOS ~]# yum --enablerepo=rpmforge info munin munin-node #バージョン確認これで、muninのインストールは終わりです。
Name : munin
Arch : noarch
Version : 1.2.5
Release : 2.el5.rf
Size : 339 k
Repo : installed
Summary : Network-wide graphing framework (grapher/gatherer)
Name : munin-node
Arch : noarch
Version : 1.2.5
Release : 2.el5.rf
Size : 479 k
Repo : installed
Summary : Network-wide graphing framework (node)
[root@CentOS ~]# yum --enablerepo=rpmforge install -y munin munin-node #依存確認等をすっ飛ばし、両方インストール
[root@CentOS ~]# chkconfig munin-node on #起動時に自動的に起動させる
[root@CentOS ~]# chkconfig --list munin-node #起動時にONになっているかどうかの確認
[root@CentOS ~]# service munin-node start #muninを起動させる
しかし、muninはブラウザから監視できるようにするツールですので、Apacheがインストールされている必要があります。
[root@CentOS ~]# yum -y httpdこれで、
[root@CentOS ~]# chkconfig httpd on
[root@CentOS ~]# chkconfig --list httpd
[root@CentOS ~]# service httpd start
http://[muninのインストールされているサーバのIP]/munin/にアクセスするとグラフが表示されます。
更新間隔は5分毎です。
収集したファイルは「/var/lib/munin/[ノード名]/」に集められており、「.rrd」で終わる名前のファイルです。
[root@CentOS ~]# rrdtool dump /var/lib/munin/[ノード名]/[ファイル名].rrdで見ることが出来ます。
グラフ化しているファイルは、「/var/www/munin/[ノード名]/」に集められています。
うまくいかない場合は、「/var/log/munin/」に各種のlogファイルが有りますので見てみましょう。
さて、リポジトリからのインストールは無事に終わりましたが、バージョンが1.2.5なので最新バージョンに上げてみたいと思います。
最新バージョンは「http://sourceforge.net/projects/munin/files/」にあります。
今回は、安定バージョン 1.4.5を使用します。
[root@CentOS ~]# rpm -ivh munin-1.4.5-2.el5.noarch.rpmと表示される。
エラー: 依存性の欠如:
munin-common = 1.4.5 は munin-1.4.5-2.el5.noarch に必要とされています
perl(Log::Log4perl) は munin-1.4.5-2.el5.noarch に必要とされています
perl(Munin::Common::Config) は munin-1.4.5-2.el5.noarch に必要とされています
perl(Munin::Common::Defaults) は munin-1.4.5-2.el5.noarch に必要とされています
perl(Munin::Common::TLSClient) は munin-1.4.5-2.el5.noarch に必要とされています
perl(Munin::Common::Timeout) は munin-1.4.5-2.el5.noarch に必要とされています
[root@CentOS ~]# yum info perl-rrdtool perl-Date-Manip perl-HTML-Template perl-Net-SNMP perl-Net-Serverとなっていて、すべてインストールされているように思える。
Name : perl-Date-Manip
Arch : noarch
Version : 5.56
Release : 1.el5.rf
Size : 589 k
Repo : installed
Summary : Date manipulation routines
Name : perl-HTML-Template
Arch : noarch
Version : 2.9
Release : 1.el5.rf
Size : 161 k
Repo : installed
Summary : HTML Templates for CGI scripts
Name : perl-Net-SNMP
Arch : noarch
Version : 5.2.0
Release : 1.2.el5.rf
Size : 340 k
Repo : installed
Summary : Net-SNMP Perl module
Name : perl-Net-Server
Arch : noarch
Version : 0.99
Release : 1.el5.rf
Size : 395 k
Repo : installed
Summary : Perl module that implements an extensible, general Perl server engine
Name : perl-rrdtool
Arch : i386
Version : 1.4.4
Release : 1.el5.rf
Size : 95 k
Repo : installed
Summary : Perl RRDtool bindings
色々面倒なので、一度ここで終わっておきましょう。
バージョンアップや複数台の監視は次回という事で。
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